安易なネーミングからの妄想と落胆

ここでボヤかせてください

「農産物と加工品を販売するマルシェを開催します」

という告知があったので、すごく期待して楽しみに出かけていきました

行政の農政課とJAとの共催で

農業者の経営強化プランコンテスト というビッグイベントにあわせての開催だし

テレビ取材もたくさん入っている

きっと出場者のこだわり野菜がたくさん並んで

試食なんかもいっぱいあって

地域の生産者の話もたくさん聞けるだろうと。。。

そんなわたしの勝手な妄想がいけなかったのかもしれません

 

出店者をアレンジされた方の話では

「こんなん、なんちゃってやし。

もう最初から8店舗しかスペースないから、(出店希望者の)募集もしてないよ。」 とのこと

 

8店舗のうち

生鮮野菜の取り扱いは 3ブース

① レタス2種のみ(ドレッシングなどの加工品販売がメインなので)

② JA職員がてがける店舗

「集荷所からもってきました。生産者はわからないですね。販売が目的ではないです。あくまでJAの広報の一環です」

③ 地域の若者が生産した野菜を各種販売

そして野菜以外は

④ 行政ブース(ポスター掲示のみで説明の人もいないし配布リーフレットなどもなし)

⑤、⑥ お土産的なご当地物販

⑦、⑧ 協賛企業の展示

これで「マルシェを開催します」とアナウンスするのって どうなんでしょう。。。

別に農業に関係ない人が 自主財源で企画してるものなら 話は違うんです

でも でも 最も農業とのかかわりの深いはずの方々が主催している

 

せめて 「マルシェを開催します」と言わずにやってほしかった

「テント建てるイベントやからマルシェでいいか」という安易なネーミングにより

・マルシェと聞いて 野菜を期待しない消費者が増える

・マルシェと聞いて 出店したいと思う生産者が減る

マイナスの効果がない ともいえないのではないでしょうか。。。

 

マルシェをこよなく愛する私は、本当に悲しくなりました

まあ、勝手な私の妄想がいけないだけなんですけどね。。。

(マルシェ研究者 豊嶋尚子)

搾取でない消費

若い人たちを中心に、消費スタイルが変化している

所有することがステイタスというバブル時代とは明らかに異なる

欲しいものを買うために働く そういう話をもはや聞かない

そもそも付加価値のついたモノは、シンプルな生活においては不必要だし

もっと楽しみのために自分の時間を おカネを 使いたい ということだと思う

写真は 大阪市内のイベントで舞台を見つめるひとたち

1年に1度、公園を使い周辺企業と専門学校、商店、自治会も一緒になって楽しむお祭り

同じ市内でも商業施設主催の集客イベントとはまるで空気感が違う

それは参加者の意識や価値感が違うからだと この人たちをみているとわかる

積極的な参加 楽しむための参加 ボランタリーでの参加

ここに搾取はない

働かされている 協力させられている 選択の余地がないから仕方なく消費している

そういう気配がまったくない

このイベント、企業からの協賛金のみで あとは関係者の協力で成り立っているそうだ

パンフレットの製作だけで すべてなくなってしまうくらいの額

でも出店者に悲壮感はないし それどころか個性的でバラエティに富んだ出店構成になっていて 出店者同士も活気ある会話が飛び交っている

だからお客さんも自然と笑顔になるし ゆったりお酒を飲んだり 子どもを遊ばせたり 近所の人と会話したり 思い思いに過ごしている

無理して消費する時代はもう終わったな と思う

経済成長なんて 必要なんだろうか

(豊嶋 尚子)

ヒッピー文化と農業

今日からはじまった篠山のトノマチマーケットにいってきました

(写真は他のマルシェで買った野菜が大半ですが)

素敵な農家さんに出会いました

そこでの会話で出てきたのが「ヒッピー」なんです

ぎりぎりヒッピーを知らない世代なので、なんとなくのイメージなんですが

マルシェってヒッピーぽい農家さん多いような。。。

そしてローカルなマルシェは、ある意味ヒッピー文化そのものであるような

 

ポートランドのファーマーズマーケット、すごく人気で注目されていますが

もともとヒッピーに関連するまちみたいだし

今日の話に出てきた オーストラリアのバイロンベイも

ヒッピーでググってみるとちょーいい感じなブログがでてきた

オーガニックなファーマーズマーケットもあるし

サーフィンもできるみたい(←やるわけないけど)

めちゃくちゃ行ってみたくなった

オーストラリアでは、普通の暮らしの中で農家さんに出会うことはまずないらしく

農業は大規模化して、工業的におこなわれており、生活からは離れているらしい

そんな中でのバイロンベイだけに きっとすごく特別なまちなんだろう

ポートランドはちょっと流行っぽくて 行きにくかったけど

バイロンベイなら オーガニックでヒッピーな暮らしを体験できそう

この冬に行けたらいいな。。。

(本日も豊嶋尚子でした)

 

 

デザイナーのお仕事とは

マリメッコがフィンランドのブランドだと知ったのはつい最近

息子に教えてもらいました

今、映画がその上映されているみたいです

もともとは、オイルプリントの会社を買収した夫に

クオリティの高いファブリックに大胆な柄のプリントをしてはどうか?という妻のアイデア

売れないファブリックをドレスに仕立てファッションショーをする

それがケネディ大統領夫人も着用するように

マリメッコのファブリックは、今もフィンランドの工場でのみプリントされている

マリメッコというブランドの背景まで知って、ちょっと心にぐっとささりました

ライフスタイルに溶け込んだ たくさんのマリメッコの商品

もはや布製品だけではなく コーヒーカップやiphoneケースまで

特にウニッコは色展開もしているので いろんなシーンに使える

今ある素材を どう付加価値を付けて売るか ではなく

消費者の求めるものを 今ある素材を活かして 新しいカタチに落とし込み どう届けるか

その商品を作るだけでなく 届け方の手法や経営までをトータルデザインする力

デザイナーの力量としては そちらが大切な時代だなんだな

(地域ブランディングに悩みちうの 豊嶋尚子でした)

 

 

オモシロい人材は育てるものではない!

K氏の言葉を少し借りましたが,全力で同意です。

オモシロさに関しては,人材育成は困難極まりなく

それより「人材発掘だ」というのは正論じゃないですか?

オモシロい取り組みをしたければ,オモシロい人材を集めるに限るし

オモシロい人の周りには,おんなじ匂いのする人が集まってる。

 

で,わたしはどっちなんだろう???

オモシロい人なのか。。。

周りにいる人はオモシロい人の集まりなのか。。。

 

唐突にもそんなことを考えたのは,土曜日に大阪と神戸でお会いしたおふたかたの影響もあるのです。

難しいと言われている取組をうらやましいほどウマく運営していて,

なぜなのか,その仕組みを探ろうとお話をじっくり伺ったのですが

そうするとやっぱり仕掛けやスキームというより 人と人とのつながり なんですよね。

これって,まねしようと思ってもまねできない。

似せることすら不可能でした。

 

果たして,今年度の取組はオモシロくなるんだろうか?

 

※写真は本文とは全く関係ないある日の丹波こども新聞 といいながら私が写っています           (豊嶋 尚子)

石垣島へ行ってきました

少し前になりますが,石垣島に行ってきました。

そしてはじめてpeachにのりました,4時半に家を出て高速をとばして。

やいま石垣さんばしマーケットをみる という目的だけで。。。

お金も時間もかかるし,すごく悩んでいましたが思い切って行動してよかったと思っています。

それは,3月11日に開催するNPO主催の勉強会に結びついたから。

マーケットを見て,出店している地元の人や運営サイドの関係者の方のお話を聞いて

やっぱりこれを伝えたい,知りたい人にノウハウを届けたいと思う気持ちが強くなり

その思いを伝えたところ,理事のかなさんやその他いろんな人の協力を得ることができ

企画も完成し,募集ができるまでになりました。

講演頂くエリアイノベーションアライアンス理事の古田さんは 仕事にストイックで

ホントにエッジの効いた方で 大ファンになってしまいました。

写真はマーケットの片付けが済んだ後,スタッフの皆さんとご一緒した居酒屋さんで食べたお刺身の盛り合わせです。南の海のお魚ものってます。一番驚いたのは,石垣島はマグロが獲れるということ。なので生のマグロが食べれます。

今日は石垣にいった報告ということで,勉強会については,HPのほうをご覧ください(笑)

(豊嶋 尚子)

有機農業現地研修会に参加しました

1月16日,堺市の鉢ヶ峯にある仲野さんの畑に行ってきました。

仲野さんは定年までJAで営農指導を担当しておられましたが,10年前に退職してから有機農業に取り組み,有機JASの認証を受けておられます。

ここ鉢ヶ峯には30町という広さの圃場整備された田畑があり,給水も行き届いています。そこでハウス7棟を使い効率的に高く売れる野菜を栽培されています。

堺は軟弱野菜の産地。「ブランド化しないと他の地域に負けてしまう」と,15年前に農薬を半減させた「大阪エコ農産物」栽培に取り組まれました。しかしそれも大阪府全域にいきわたり,当たり前になり,さらに極めるなら有機にすることが必要と,オーガニックSSを組織し仲間とともに有機農業を実践されている。

採算性を確立するために,いろいろな工夫をされています。興味深かったのは苗の販売。タキイさんと新種の開発をされるほど高い技術力をお持ちなので,収量が多い品種を選び自家採取し,自家用だけでなく市民農園の方に分ける分と販売分も育苗されています。また最盛期には出荷しないよう,早生か晩生の高値で売れる時期を計算して育てておられます。

毛馬きゅうり,天王寺かぶら,田辺だいこんなど伝統野菜も積極的に育てられています。田辺だいこんを3本,畑で抜いてみるとどれも長さが違いました。

「伝統野菜は大きさが揃わず,一般出荷は難しい。でも緻密で味がしみ込みやすく,葉は生毛もなく食べやすい。」とのこと

流通の都合で美味しいものが作られなくなるのは,消費者としては大変残念だと思いました。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを契機に,こういった伝統野菜ももっと注目されて需要が増え,どんどん栽培されるようになることを期待したいと思います。

(豊嶋 尚子)

マルシェ棚づくりワークショップ

11月14日 アーバンピクニック開催中の神戸市役所横の東遊園地で

ワークショップを開催しました

今回はマルシェ棚づくり

農へのアプローチを少し横からの角度に変えてみると

違った層の参加者さんが集まりました

のこぎり男子のひたむきな作業姿に萌えっとくるのは 私だけでしょうか?

好評につき またぜひやりたいワークショップです

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農家さんお手伝いツアーに行ってきました

10月12日(祝) 丹波地域の2つの有機農家さんのところにお手伝いに行ってきました。今回も私豊嶋がガイドをつとめさせていただきました。

初めてボランティアに参加される人は「緊張してます」とおっしゃいますが,実はガイドも毎回ドキドキです。まず参加者のドタキャンのみならず,当日時間になっても来ない人あり。時間になってもバスは出発できず,バスの運転手さんも毎回変わるため,コミュニケーションのとりかたにも気を使います。それでも下見に行けている場所ならまだいいものの,電話での打合せだけだとバスを停める場所や畑までの距離などわからないことだらけ。

でも,そんなことは小さなストレスで,農村に行って土に触れ作業をしていると,すっかり忘れて没頭します。そして興味があることは参加者さんをさしおき,農家さんに質問したりしてしまうほど。ちょっとした手助けで,初体験の方のボランティアへ踏み出す第一歩になるなら,これくらいのドキドキはスリルのうち!?まあ企画者本人がダブルブッキングで当日参加できないという事態はもう勘弁願いたいですけどね。。。

写真はモンベルさんの農業女子ウエア着用です。ポケットがたくさんついているエプロンは,携帯やタオルだけでなく,ペットボトルまで入れることができアクティブに活動できました。

ツアーの体験内容については

http://agri-design.jp/noraba/entry.php?id=52

http://kobe-face.jp/renkei/report/?PHPSESSID=002a13cb9ba6453817633f26b4bceef6

などをお読みください。

定例会議

食と農の研究所では月に1回程度,会議を行っています。各々が行っている活動の報告と,全体で検討が必要なことを話し合ったり,これからの予定について情報を共有したりしています。そのほかにも,普段はみんなバラバラな仕事をしているので,会った時には近況報告をしたり,仕事以外でも教えてほしいことを聞いたり。

今夜はピエールこと山口君が中心となって行っている北区淡河町の「サトノマ」プロジェクトの取り組みについて,農的な暮らしを志向するまちの人たちが,里で暮らすきっかけづくりとなるような仕掛けづくり “シェアハウスやcafeなど”についての議題に,大いに盛り上がりました。

会議は19時開始なので,あとは決まってご飯を食べに出かけます。もちろんお酒も飲みますよ。ホントに仲良しメンバーなので,酔っぱらってくると無礼講。20代の橋田さんにはもはや理解不能なバブルネタなども飛び出します。「飲んだら何のゲームがはじまるか?」

さあココでガスを抜いて,みんなまた明日から頑張りましょう。次はもう忘年会になるかな?